各国の外国人の特徴・国民性

台湾人の特徴【性格・見た目・恋愛観】

台湾

中国の東に位置し、日本の南方にある台湾(たいわん)。日本最南端の島「与那国島」とは120km程度しか離れていないなど距離的にも日本にとても近い島国です。

毎年140万人以上の日本人が台湾を訪れ、日本にも約220万人の台湾人が訪れる、とても親交が深い国でもあります。

中国文化や独自の文化が入り混じった台湾で暮らす人々の性格的特徴や外見的特徴にはどういった傾向があるのか?中国人によく似ているものの少しオープンで、ツンデレ女性と優男の多い台湾人について見ていきましょう。

首都 台北
人口 2358万人(2018年)
面積 3.6万㎢
言語 中国語(北京語をもとにした普通話)
宗教 道教、キリスト教、仏教など
通貨 元(ニュー台湾ドル)

台湾とはどんな国?台湾と言えば?

台湾は、国際的には正式な国として認められておらず、正式名称は「中華民国」であり、台湾本土及びそれに属する島々を実効支配する国家です。この中華民国は、中国(中華人民共和国)とは異なります。

つまりは、台湾は島の名前であり、中国での呼び方になります。一般的にはこの中華民国のことを指して台湾と言われており、この記事でも世間で用いられている意味で台湾を取り上げています。

親日国家

アジアのいくつかの国と同じで、台湾は戦時中に日本の統治下にあった国です。

そのような悲しい過去を背景に持つ国では時折、日本や日本人にあまり好意的でないことがありますが、台湾はそうではありません。台湾に暮らす人々の多くが親日家と言われています。

これには、日本が台湾を統治していた50年間に、多くの設備を整えたことが関係しています。それにより、台湾の経済も大きく発展したと考えられているため、日本に対して良いイメージを持っている人が多いです。

東日本大震災では、世界最多となる義援金を送ってくれていたり、本当に感謝しかありません。

多民族国家

台湾は九州と同じくらいの面積でありながら、約2,500万人もの人々が住んでいます。

そして、その中には公式に認められている民族が16あり、その他にも認定こそされていないもののいくつもの民族があると言われていて、2015年の統計によれば、未申請の民族の人々が14,729人ほどいるとのことです。

一番多く有名な民族は阿美(アミ)族で、同じ統計によれば202,108人です。対して、認定されている中で一番人数の少ない民族はカナカナブ族で、234人です。

この民族は2014年に新たに認定された二つの少数民族のうちの一つです。
出典:http://www.nikomaru.jp/taiwan/taiwan/indigenous

特徴的な気候

先にお伝えした通り、台湾は九州ほどの大きさの島国ですが、南北に細長いため、気候が主に2つに分かれます。北側は冷え込むことのある「亜熱帯気候」、南側は暑い「熱帯気候」です。

台湾は全体的にハッキリとした四季のある国ではありませんが、梅雨の時期、とても暑い夏、過ごしやすい秋、冷え込む冬はあるものの、日本の夏と冬ほどの大きな気温差はなく、暑い夏を除けば比較的過ごしやすい国・場所と言えます。

外食文化と屋台料理

台湾では外食文化が発展しており、その代表とも言うべきが「屋台」です。台湾では朝早くから夜遅くまで食べ物の屋台が開いており、観光客だけでなく、多くの現地台湾人が利用しています。

定番の小籠包や雞排(ジーパイ)と呼ばれるフライドチキンほか、ご飯の上に豚肉の煮込みをぶっかけて食べる魯肉飯(ルーローファン)や、牛肉麺(ニューローメン)など中華だけでなく世界中の料理が楽しめます。

家族ともども3食外食ということも珍しくはなく、安くて手軽なため屋台で手抜きをする親が多いです。現に屋台文化の発展や共働きが増えたこともあり、料理が作れない女性は増えています。

屋台は台湾旅行・観光の楽しみの一つであると同時に台湾人の台所の役割も担っています。

台湾人の性格・国民性

南国気質

台湾は言わばコンパクトな南国です。南国の人々の例にもれず、台湾人もまた南国気質で、とてもフレンドリーで、陽気で、楽観的な性格の持ち主と言えます。

台湾は前述の通り、小さいながらもいくつもの民族、いくつもの文化が入り混じった国なので、周りにどう思われるかをあまり気にせず、言いたいことを言い、やりたいことをやる、そんな良く言えば個人主義であり、悪く言えば自己中心的な性格をした人が多いです。

個人主義でチームプレーが苦手

台湾人には個人主義なところがあり、独立心やチャレンジ精神が旺盛な人が多いです。しかし、その反面、自己中心的な人もまた多いです。

たとえば、スポーツでは個人競技により強い傾向がありますが、一方で個人では成果を出すことはできても、チームになると成果を出せないという人が多いです。

面子が大事

自己中心的な性格からか、プライドが非常に高く、面子(めんつ)や体裁(ていさい)を非常に気にします。そのため、自分が間違っていても認めることはほとんどなく言い訳をすることが多いです。

時間にルーズ

日本人に似た感覚を持つ台湾人ですが、一方で時間にはルーズな面が見受けられます。

これも自己中心的な性格からか、どうしても自分を一番に考える部分が強く、約束事をしても時間通りに現れることはほとんどありません。

几帳面な日本人からすると少しイライラしてしまうところはあるかもしれません。

チャレンジ精神が旺盛で勝負事が大好き

台湾人はその旺盛なチャレンジ精神からか、何でもやってみよう!トライしてみよう!という心が強く、日本人に比べて勝負事が好まれます。

例えば、彼らのこの性格が表れている例のひとつに、コンビニで発行されるレシートの裏に宝クジがついているというユニークな一面があります。その他、中国からの影響からか麻雀を楽しんでいる人も多いです。

家族意識が強く、家族を大切にする

台湾人は家族の絆がとても深く、家族思いの人が多いと言われています。その一つとして家族経営や親族経営の会社が多く見られます。彼らは、家族をとても大切に思っており、経営形態も必然的にそのような形になって現れます。

家族で過ごすのは当たり前で、家族行事に付き合っている恋人が参加したり、デートの日にも夕食は家族と、そんな光景も当たり前に見られます。また、大きな年間行事には親族がまるごと集まって賑やかに過ごす家庭も多いです。

家族の信頼関係を非常に重んじているので、離れていても1日1回は必ず電話するという人も多く、マメにコミュニケーションを図っています。

しかし、家族の信頼関係が厚い分、他人はあまり信用しない少し疑り深いところもあります。この辺りは少し日本人に似た特徴かもしれません。

気が強い台湾人女性

台湾人女性には経済的にも精神的にもしっかりと自立した人が多く、それもあってか気が強く、自分の意見はハッキリと伝える傾向があります。

自分を曲げない我の強さからか、些細なことでも大喧嘩に発展することが多く、少しヒステリックな一面があります。

紳士的で優しい台湾人男性

台湾人男性は、気の強い女性に慣れているのか非常に優しく、いわゆる紳士的な人が多いです。

荷物や持ち物を持ってくれたり、送迎してくれたりということを当たり前にできる男性が多く、女性に尽くすタイプが多いと言われています。

中国人とよく似た国民性

台湾は中国の一部というイメージが定着しているように、「中国人とどこが違うの?」と疑問に思う人も多いと思います。民族的には違いはなく、気質的にも中国人と同じで面子を重んじ、礼儀正しく、家族を大事にする、そんな儒教の精神が見られます。

赤色や金色が好きでお正月は旧正月で祝い、数字の「4」は縁起が悪いとされているなど似ているというか、同じですね。

違いといえば、性格的には民主化が進んだことにより、中国人よりもずっとオープンだと言われています。

台湾には「吃喝玩樂(チー・ホ・ワン・ロー)」という言葉があり、食べて(吃)、飲んで(喝)、遊んで(玩)、楽しむ(樂)という台湾人の国民性を表しています。「今を楽しもう!」という、日々の充実を重視するマイペースな生き方です。

台湾人の恋愛観・結婚観

ツンデレ女性と甘く優しく尽くす男性

台湾人の女性はハッキリと物言うことができる自立した性格が特徴的ですが、恋愛となるとたっぷり甘やかされることを望む人が多いです。交際中は、四六時中一緒にいるような、密度の濃い時間を過ごせる関係が好まれます。

対して台湾人男性には、女性をしっかり甘やかしてあげる優しさが求められ、どのくらい女性を甘やかせられるかが、良い男のパラメーターと言われています。

「わたしのことが好きならこれくらいしてね」といった具合いに男を手懐けます。台湾では男女同権の考えが浸透しているものの、恋愛では女性の方が強く、男性は尻に敷かれています。

しかも、2013年には男女比において、女性の数が上回り、男性の買い手市場になったこともあり、優しい台湾人男性は、相変わらず女性に振り回されています。

台湾には徴兵制度がありましたが(2018年に徴兵制が終了し、今後は完全志願制に移行)、一時は志願制ながら女性の入隊が増加傾向になったり、ここにも台湾の女性の強さ・逞しさが垣間見れます。

結婚も面子(メンツ)重視

台湾では、結婚する際に「高収入、高学歴、高身長」の3つを重視する女性も少なくありません。また、見た目を重視する人は、どれだけ肌の手入れをしているかよりも、どれだけ体を鍛えているかを見ることが多いです。

どこか昔の日本の三高ステータスを思い出させますね。

また、台湾人女性は怒られることを嫌いますが、これも面子(メンツ)を気にする一つの特徴と言えます。

不貞行為は刑罰の対象

台湾では特に、不貞行為は社会的に白い目で見られます。

既婚者と恋愛関係(体の関係)を持った場合、関係を持った方も刑事罰を受ける対象となり、最悪の場合は収監されます。

台湾では交際相手、結婚相手に一途であることが美徳と見られています。

結婚を重視しない見方が増加

台湾では、男女同権の考え方が浸透しているため、女性の管理職も増え、結婚しても姓はそのままという人が多いです。そのこともあってか、女性は自立心を持っているために、キャリアについてもよく考えていたり、はっきりとした目標を持っている人が増えています。

そのために近年では、独身でいることや結婚に急がない見方も広まってきています。

台湾人の見た目やスタイル

台湾人の平均顔

台湾人

画像:The Postnational Monitor

アジア系特有の顔立ち

台湾人は、模範的とも言える黄色人種です。色々な民族により構成されていますが、基本となっているのは漢民族であり、中国人や日本人と顔立ちがよく似ています。

アジア人の中では比較的目がパッチリしており、男女ともに大きな目や二重まぶたの人も見受けられます。

輪郭はエラが張っていて角張った印象があり、彫りは浅く、凹凸の少ないアジア人特有の顔立ちです。

全体的に整った顔立ちの人が多く、美男美女が多いのも特徴の一つです。

肌のキメが細かくナチュラルメイクでも映える

台湾人のメイクはナチュラル志向で、メイクの薄い清楚な黒髪女性が人気かつトレンドです。

台湾人女性は基本的に結婚しても仕事を続ける人が多く、厚化粧は仕事の邪魔になると考えています。そのためか、仕事はもちろん、ちょっとした外出時もナチュラルメイクが基本です。

また、肌のキメが細かく、化粧ノリが良いので薄くても良かったり、そもそもメイクをしなくても十分綺麗なのでメイクしない人も多いという噂もあるほどです。

シンプル・着心地を好み着飾らない

台湾人は、性格そのままにシンプルな服装やスタイルを好みます。前述のように、メイクもナチュラルで、服装もラフで楽なものを好んで着る傾向があります。

ブランド物のファッションで身を固めるのではなく、着心地の良さやラクさを重視する傾向があります。

ここには台湾という国の気候、暑さも関係しているのでしょう。

台湾人や台湾人ハーフの有名人・芸能人

台湾人の外見や性格を掴むための参考にもなる身近な有名人・芸能人を紹介します。台湾人や台湾ハーフの特徴・国民性の参考としてみると面白いですよ。

王貞治

日本はおろか、世界規模で見てもこの名前を知らない人はいないというほどの、スポーツ界の超スーパースター、王貞治。一本足打法で通算868本のホームラン記録を持つ王さんは、台湾人の父親と日本人の母親を持つ、台湾ハーフです。

エラの張った輪郭に、意志の強そうなまっすぐな眉、真っ黒な大きめの瞳、すっきりと通った高い鼻が印象的な、いかにもスポーツマンといった印象の顔立ちです。

金城武

こちらもまた、知らない人はいないというほど有名なハーフ俳優です。

レッドクリフなど、歴史ものの演技から、ラブストーリーの不器用な主人公まで、幅広い役をこなす金城さんは、父親が日本人、母親が台湾人です。

なによりも目を引かれるのは二重の大きな瞳、すっきり通った鼻と、やや厚めの唇がバランス良く収まっている顔立ちは、やはり日本人にはない魅力を醸し出しています。

日本をはじめ、アジア圏で非常に人気が高いのも頷けます。

ジュディ・オング

生粋の台湾人でありながら、日本の音楽の黄金時代を引っ張ってくれた大御所歌手、ジュディ・オング。彼女は現在日本に帰化し、日本国籍を持っています。

正統派台湾美人といったイメージで、やはり大きな二重の瞳が印象的な、やや面長の輪郭の持ち主です。

テレサ・テン

彼女もまた、日本の古き良き時代の音楽を代表する歌手です。20代で日本での活動を開始し、数々のヒット曲を生み出しました。

色白な丸顔に、清楚なイメージの微笑みが印象的なテレサ・テン。派手な美人というよりは、少女のように素朴な可愛らしさのある笑顔が魅力的です。

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